
今晩、と言われ、覚悟を決めざるを得ませんでした。
ここまでこなつは十分すぎるくらい頑張ってきたし、最後に桜の願いもかなえてくれたし、もうこれ以上望んだらいけないと思うくらいでした。
残された時間を大切にしないと。
柔らかい撫で心地も、こなつの香りも、温もりも、重みも、マシュマロの抱き心地も、少しでもこの手に残せるように。
こなつが逝くときは家で、腕のなかで、と思っていたので、それからは片時もそばを離れませんでした。
酸素室の中に入っていた方が楽かもしれないけれど、でもそばにいたくて酸素ホースを口元にあてていました。

こなちゃん、腕枕させてくれてありがとね。

ケンヤちゃんとも静かなひととき。
昔話なんかもしたりして、こんな時でも笑いが出るくらいだったのです。
笑いと涙と。
落ち着きなく体勢を変えたがるようになり、時々小さく痙攣が起こり、いよいよその時が近いのかと。
こなちゃん、こな、ちゃーちゃん、スター、こなつ
大好き
好き好き好き
かわいい
大好き
ずっと一緒だからね
怖くないよ
大丈夫だよ
こて兄ちゃんいるよ
ありがとう
何度も何度もケンヤちゃんと口にしました。
伝え忘れたことはないくらい。
でもね、こなつ強いんです。
心臓に毛が生えてるよね、ってよく笑ってたけど、その強い心臓は止まりませんでした。
見かねて、「こてつ、早く迎えに来てあげてよ!」と口走ってしまうくらい。
手放したくはないけれど、こなつが苦しむ姿は見たくなかったのです。
何度もお別れかと思ったほどなのに、これだけ頑張ってくれるこなちゃん。
こなつも一分一秒でも一緒にいたいって思ってくれているのかな。
だから。
夜が明けたのです。
こなつ、3月27日も迎えました。
スターこなつはサービス精神旺盛、もう一度アンコールをしてくれるようです。


ひっぱりまくりですみません。
こなつのこと、どんなことでも残しておきたくて長くなっちゃいます。
スポンサーサイト
ニコ*ママ (08/25)
まろママ (08/23)
ニコ*ママ (07/24)
まろママ (07/21)
ニコ*ママ (05/09)
どらはぴ (05/08)
ニコ*ママ (04/28)
まろママ (04/28)
ニコ*ママ (11/03)
ラッ☆ピーママ (11/02)