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3月26日 覚悟の夜

公園で桜を見て帰ってきてから。


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今晩、と言われ、覚悟を決めざるを得ませんでした。
ここまでこなつは十分すぎるくらい頑張ってきたし、最後に桜の願いもかなえてくれたし、もうこれ以上望んだらいけないと思うくらいでした。

残された時間を大切にしないと。
柔らかい撫で心地も、こなつの香りも、温もりも、重みも、マシュマロの抱き心地も、少しでもこの手に残せるように。




こなつが逝くときは家で、腕のなかで、と思っていたので、それからは片時もそばを離れませんでした。

酸素室の中に入っていた方が楽かもしれないけれど、でもそばにいたくて酸素ホースを口元にあてていました。


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こなちゃん、腕枕させてくれてありがとね。


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ケンヤちゃんとも静かなひととき。

昔話なんかもしたりして、こんな時でも笑いが出るくらいだったのです。
笑いと涙と。


落ち着きなく体勢を変えたがるようになり、時々小さく痙攣が起こり、いよいよその時が近いのかと。


こなちゃん、こな、ちゃーちゃん、スター、こなつ
大好き
好き好き好き
かわいい
大好き
ずっと一緒だからね
怖くないよ
大丈夫だよ
こて兄ちゃんいるよ
ありがとう


何度も何度もケンヤちゃんと口にしました。
伝え忘れたことはないくらい。

でもね、こなつ強いんです。
心臓に毛が生えてるよね、ってよく笑ってたけど、その強い心臓は止まりませんでした。

見かねて、「こてつ、早く迎えに来てあげてよ!」と口走ってしまうくらい。

手放したくはないけれど、こなつが苦しむ姿は見たくなかったのです。

何度もお別れかと思ったほどなのに、これだけ頑張ってくれるこなちゃん。
こなつも一分一秒でも一緒にいたいって思ってくれているのかな。

だから。
夜が明けたのです。

こなつ、3月27日も迎えました。


スターこなつはサービス精神旺盛、もう一度アンコールをしてくれるようです。


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ひっぱりまくりですみません。
こなつのこと、どんなことでも残しておきたくて長くなっちゃいます。
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