お外猫の備忘録です。

1年ほど前から、近所に現れるようになった黒猫がいます。
黒猫は何匹か現れているのですが、この子は3匹目くらいかな。
オス猫は、居着かない子が多いのですが、この子は余所に流れていかず、なんとなくご飯をあげだしから早や1年。
去勢手術しないとまずいよねーと言いつつ、触ることもできないので、そのうちそのうち・・・と今に至りました。
が、最近、どこかでケンカをしたのか頭や腕にケガをした様子なので、ついに重い腰をあげてオットが動物病院に野良猫去勢手術の予約を連絡。
すると、翌日可能と言われ、逆に焦りました。
捕まえられなかったらどうしよう。
・・・というのは心配無用でした。
捕獲機をしかけて10分も経たず、確保です。早っ
ちょっとだけ暴れた後は、諦めたようにおとなしくなったのが切ない。
大丈夫、手術が無事に終わったあとは、解放してあげるから。


そんなわけで、翌朝、病院に預けて、昼過ぎに手術決行。
夕方、引き取った様子がこちらです。
ちゃんとさくら耳にカットされているのですが、黒い子はそもそも顔がどこにあるのかよく分からない・・・。
(さくら耳は、野良猫が不妊/去勢手術済みのしるしに、耳先をさくらの花びらのようにV字にカットした耳のことです)
先日ちらりと書きましたが、このクロちゃん、念のため行ったウイルス検査によって、猫エイズ(FIV)・猫白血病(FelV)共に陽性ということが判明しました。
野良猫なので覚悟はしていましたが、やっぱりかぁ・・・と非常に残念。
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FIVは感染した段階では無症状ですが、発症すると免疫力が低下して口内炎や風邪症状・下痢などがなかなか治らないエイズ関連症候群期を経て、最終的にはエイズ期と呼ばれる著しく免疫力が低下した状態になり、感染症や腫瘍で亡くなってしまいます。
感染源はウイルスを持った猫の血液で、多くは感染猫とのケンカや交尾により感染します。
FelVはウイルスに感染しただけでは何も症状はありませんが、発症するとリンパ腫や白血病などの血液のガンになったり、赤血球や白血病などの血球減少症などが起こり、猫エイズ と同様に免疫不全に陥ります。
猫白血病ウイルスは感染猫の唾液や尿中にも含まれるため、同じ食器やトイレを共有したりすると感染のリスクがあります。
----------------------------------「博多犬猫医療センター ホームページより」
手術は溶ける糸を使い、オス猫なら即日リリースもありですが、クロちゃんはケガをしていることもあり、ウイルス陽性でもあるから、少しでも雑菌を避けるべく、ひと晩わが家に泊まっていってもらうことにしたのでした。
とは言え、うちのこた、ふーたは3種ワクチンしか打っていないので、万が一感染することがないよう、クロちゃんを家に入れるわけにはいかなくて、ごめんね。
ちなみに怪我に対しては、2週間効果のある抗生剤を注射してもらっています。

疲れたかな。
痛みもあるかな。
クレートの中でおとなしく寝ていました。
そんな1日目の夜です。

2日目の朝。
まったく顔が分からない。。。
でも元気で食欲も問題なしでした。
日曜日だったので、日中はニコを連れてドッグランに行ったのですが、外からカメラを見ると、脱出を試みたのか眉間にケガが増えていました。あわわ。

3日目の写真ですが、目と目のあいだにハゲができてます。
男前が台無しじゃーん。
いや、男の勲章なのか?

でも食欲あるからいいか。
この時点で、オシッコはトイレでしてます。
猫って、どうしてみんなちゃんとトイレでするんでしょうね。粗相がないのがえらすぎる。
でもウンチがまったく出ないのでヤキモキしていたら、3日目の夜に大量のブツをトイレでしてくれました。
よかったよかった、ひとまず安心しました。

本日、4日目の朝です。
目が合うたび、シャーッです。
まあ、訳も分からず拉致されて、身体痛い思いさせられて、監禁されてるんだから、そりゃー心を許してくれるわけないですよね。
お天気が悪かったので、なんだかんだ長逗留させてしまったけれど、今日、雨が上がったら解放するからねー。

昼ごはん。
もうちょっとリラックスした体勢で食べたらどうなのか。

そして今日の昼休み。
扉を開け放ちました。
すぐに逃げていくかと思いきや、出ていきません。
あら、意外と居心地良いって思ってたりなんかして。
と思ったりもしましたが、この後ニコの散歩に行っているあいだに、姿をくらましていました。
もうこんな家はこりごりだーと、2、3日は来ないだろうというオット。
いや、夕方にはごはんを食べにくるよ、とわたし。
読みはわたしの勝ちでしたv
夕方にはちゃっかりご飯を食べに現れてくれて、これまで通りです。
ただ、FIV・FelVキャリアということは分かったので、そこは忘れずに気をつけていこうと思います。

先月の写真ですが、手前にいるのは、昨年ご近所さんのベランダで出産、子育てをして、避妊手術済みのさくらちゃん。
この子も、ついでに今回ウイルス検査を行ったら、猫エイズ陽性でした。あぁーーー・・・
ふたりとも、お願いだから発症しないまま天寿を全うしようね。
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