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お世話になった病院に挨拶へ

こなつの最後の3日間、まだ途中ですが、リアルタイム記事をば。
コメントのお返事もほとんどできていないのに、本当にすみません。

今日は、こなつが治療でお世話になった病院に挨拶にいってきました。
いつも池尻、池尻としか書いていませんでしたが、池尻大橋ペットクリニックです。


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2012年1月からこちらに転院したので、3年3ヶ月間、ほぼ毎週通い続けました。
この狭い待合室が、日曜の午前中のこなつの居場所でした。

中学や高校だったら卒業するほどの期間ですよね。
ほんとに、こなつも卒業した気分です。

この待合室には、いつも人もワンニャンもいっぱいで、毎週のように見かけた子、いつのまにか会わなくなった子、いろいろなことを見てきました。


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抗がん剤治療中、こなつがひとりじゃいられないというのもあるし、何よりわたし達も心配でそばにいてあげたかったので、付き添わせてもらえてありがたかったです。


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うん、赤いのが入っていくとしんどかったね。
こなちゃん、がんばってくれたよ。
しんどい時、甘えてくれてありがとうね。
こなちゃんの力になれてると思うと嬉しかったんだ。


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抗がん剤治療の時だけじゃなく、ほぼ毎回血液検査をやったので、通院の日は朝ごはん抜きが当たり前。

いつもおつきあいのこてつも一緒にお弁当でした。


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時には待合室でも点滴しちゃったり。


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そのままお弁当まで食べちゃったり。


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こなつとわたしは、病院の近くで下ろしてもらって先に受付をすませますが、駐車場がないので、ちょっと離れたパーキングに停めてからこてつとケンヤちゃんはやって来ます。
ケンヤちゃんがこてつに、ママが待ってるよと言うと、こてつはいつもダッシュしてきたんだそう。きゅん。


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このときはビンクリスチンを点滴中かな。

抱っこしてというより、オヤツくだしゃいの顔かも。

チビチビとあげながら点滴の時間がまんしてもらってたなぁ。


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こて兄ちゃんという心強いつきそいがいなくなってから、ひとりでもがんばりました。


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治療、検査ばかりで、自分だったらもう嫌だと思っちゃいそうなくらいなのに、こなつはいつも車を降りると小走りで病院に向かってくれました。
入口のドア前に踏み段があるのですが、いつもそこにピョンと前足だけかけて、早く入れてくだしゃいと振り向くのです。
だからお尻を押してあげて、自動ドアを開けてあげるのがお約束でした。

その、ピョンと踏み段に上がる姿に、あ、今日も元気だ、病院嫌がってないね、といつもホッとしていました。

一度も病院に行くのを嫌がらなかったこと。
それが治療を続けられた一番の大きな要因かもしれません。

そして腫瘍認定医Ⅰ種の遠藤先生に診てもらっている安心感。
飼い主側の意向も汲んでくれつつ、主治医として的確なアドバイスと治療方針を示してくれました。
遠藤先生をはじめ、病院スタッフのみなさん、とてもいい方ばかりで、安心してこなつを預けることができて、遠くても通ってよかったと思っています。


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池尻で最後の治療となった3月22日のミトキサントロン点滴中。
いつだって一緒。


今日、遠藤先生にお会いして、お花をいただいたお礼と、この長い闘病生活を支えてくださったお礼を伝えてきました。
遠藤先生から、本当にこなつちゃんはがんばりましたねと言っていただき、本当にそうだなと誇らしい気持ちになれたのです。

こちらでは、悪性リンパ腫でこなつがいちばん長く頑張ったそうです。

3年4ヶ月。
こなつのがんばりがひとつの希望となれますように。

そして、これから悪性リンパ腫が完治する病になってくれると信じて。
こなつの記録をみんなが塗り替えていってくれると信じてます。

今、リンパ腫と闘っているワンコ、ニャンコのみんな、がんばって!!

わたしでよかったら迷ったときには連絡くださいね。


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先生たちとは笑ってお話できたのですが、最後に車で病院前を通ったとき、いつもこなつが歩いていた道、小走りで歩いていた姿を思い出して号泣してしまいました。
もうこなつと歩くことはできないんだなあ。。。

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