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こてつ入院生活2日目~4日目

1月11日(土)

こなつの診察もあり、朝9時半に病院へ。
待合室にいると、こてつがワンワン吠える声が聞こえてきました。
わたし達の気配に気づいたみたいです。

ちょっとかすれていたのは、まだ昨日の疲れがあったのかな。
でも夜中は寝ていたと聞いて安心です。


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首筋に麻酔成分の入った痛み止めパッチを貼っているので、うつらうつらと軽く朦朧とするみたいです。
でもおかげで手術の痛みは抑えられているかな。


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前夜よりは顔つきもしっかりしてました。


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いっぱいチュッチュもしてくれましたよ♪

夕方にも面会しましたが、ずっとオシッコをしないそうで、外でできるかなと、連れ出す許可がでました。

点滴を外して包帯ぐるぐるの姿を恐る恐る抱き上げて外に出ると、すぐにオシッコとウンPを。
長~いオシッコでした。
我慢しちゃってたんだね~。
ちゃんとケージにトイレシーツを敷いてくれてるんだから、中でオシッコしていいんだよ。


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お互い無関心というか・・・再会の喜びはいっさいありません。
いや、期待はしてないけど・・・。



1月12日(日)

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この日も午前中と夜の2回面会してきました。
池尻まで片道1時間強の2往復はなかなかしんどいですが、ひとりぼっちで頑張っているこてつの為ならば!!

夜中に嘔吐していたそうです。
前夜吐き気止め(セレニア)を注射したそうなのにな。
この日の夜もセレニアを注射予定との事。

こてつの首から垂れてる白いチューブが、今のこてつのご飯代わりです。
胃の手術をしたのでまだ食べられず、首にカテーテルを入れて、そこから栄養を取り込んでいるのです。


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またオシッコを我慢していたので、外に出してオシッコタイム。


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この日はわたしの誕生日でした。
こてつを抱っこできたことが、なによりのプレゼントです♪

手術後、E先生から余命については今後一ヶ月の勝負とあらためて言われ、よろけるこてつと会った後から、バイパス手術はしなければよかったんじゃないかと後悔が生まれていました。

悩んだ末に決断したはずだったのに。
そして実際にもう手術はされ、今さら後悔してもしかたない事なのに。

でも、たくさんの人から、こてつの為に悩んで考えた末に出した決断は間違ってない、1%でも可能性があるなら賭けると言ってもらえ、とても救われました。
みんな、ありがとう。

そしてこうしてこてつの温もりを感じられら事が、なによりの救いです。
こてつ、ありがとう。



1月13日(月)

入院4日目、この日も池尻まで2往復。
あ、今日初めて池尻までわたしが運転してみました。
こなつの闘病で通い始めて2年が経つのに、今日が初って・・・^^;
いつもケンヤちゃんに乗せていってもらうだけだけど、自分で運転してみると、あらためて遠い~~!
世田谷に引越したいぜー!


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顔を見せると起き上がってシッポを振ってくれました。
だいぶ顔つきもしっかりしましたよね。

今日はこの中でオシッコできたそうです。
そうそう、我慢しなくていいんだからね。
今日は吐いてもいないそうなのでよかった。


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伸びあがってきてチュー攻撃。
ご飯は食べてないけどゲーゲーしちゃってるせいか歯が汚れていたので、キュッキュッと磨いてあげました。
(あ、決してチューされて口が臭かったわけじゃ・・・)

入院のケージが処置室の一角にあって、狭い場所なのですが、ゆっくりと面会させてくれてスタッフさん達に感謝です。


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チューチューしすぎて興奮しちゃった?
ニッコニコの顔を見せてくれました♪

毎日行っている血液検査では、白血球数・赤血球数も正常で、熱も平熱。
CRPは7と高い。

今まで絶飲絶食でしたが、今朝からお水を解禁、でもこてつってば飲まないそうです。

ところが、午前の面会でわたし達が帰った後、始めてこてつが吠えたらしく、だいぶ元気になったなという印象で、術後始めてご飯を少し出したら、ペロペロと食べたそうなのです。

夜の面会の時にもご飯を用意してくれたのですが、栄養価の高い退院サポートという缶詰小さじ2杯ほどをお湯で溶いたものを出すと、こてつが食べた!
残念ながら完食には至らなかったけど、こてつがお皿からご飯を食べる姿なんて久しぶりで、大喜びしちゃいました。

ご飯を食べても嘔吐しないので、胃と腸がしっかり働いてくれてる証拠かな。

退院は早ければ水曜日、なんて話も♪
どうかこのまま順調に回復してくれますように!

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こてつ手術当日(1/10)

こてつを応援してくださりありがとうございます。
報告が遅くなりすみません。

1月10日(金)に、胃出口(幽門)のポリープ切除と、胃と小腸(空腸)のバイパス作成を目的に手術を行いました。


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当日朝のこてつ。
目ヂカラしっかりあります。
前夜もオモチャ相手に格闘してました。


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届いたお守り全部持っていこうね。


当日は午後から内視鏡でバイパスできそうな小腸の場所を確認した上で手術に進む予定。
血液検査は総タンパク質、アルブミンの値が低い他は、白血球や赤血球数、血液凝固系検査も正常でしたので、午前中お預けして、4時か5時頃の手術終了の連絡を待つことになりました。

その間はランチしたり、のんきに買い物したりして過ごしましたが、1時過ぎに病院から電話が入り嫌な予感。
この時間で連絡が来るという事は、予定外の事が起こったという事・・・。

先生からの電話は、内視鏡が入る範囲で小腸にバイパスできるような場所(360度炎症が無い場所が数センチ必要)が無く、バイパス手術を止めるか、その先の小腸を触診で外から探りながら場所を見つけて、場所がありそうであればバイパスを作るか、という相談でした。

消化吸収の為には、できるだけ胃の近い方でバイパスをした方がいいはず。それが無理ならば中止か。
でも、今後の為には下の方の小腸とでもバイパスをしておいた方がいいのか。
どっちが正しいのかなんて、まったく分かりません。
ここで、わたし達はバイパス手術をする選択をしました。

あとは先生を信じるのみです。

ところが4時を過ぎ、5時を過ぎてもいっこうに連絡が入らず、心配になって病院に向かいました。
すると、病院の診察室の明かりは消えて、入口には『緊急手術の為午後休診』の貼り紙が。
こてつの手術がまだ終わってなかったのです。

待合室に座りながら、何があったのかと気が気でありませんでした。
こてつの大好きなハイバウンドボールを握りしめながら、無事に終わることを祈り続けて、6時を過ぎた頃、4時間がかりでようやく手術は終わりました。

先生が現れて、「今、麻酔から覚めました」と言ってくれた時のホッとした気持ちったら!

先生が内視鏡の動画や術中の写真を見せてくれながら説明してくれましたが、胃のポリープは内視鏡が奥に進むのも難しいほど大きく形も悪く、手術では糸をかける事ができず取りきれなかったそうです。
病理検査用にどうにか1センチくらいを取れただけなので、これさえ取ればご飯が食べられるようになるのではないかという期待は砕かれました。

そして、触診で判断した小腸は、実際開けてみるとそこにも炎症はあり、バイパスは作ったものの、もしそこにも癌細胞があるとするなら切った事で散らばる可能性も。。。これも病理検査に出します。

さらに、肝臓の外側にもボコッとなっている場所があったり、腹水が溜まっていたり、脂肪が縮みあがっていたり、開腹してみると思っていた以上に悪い状態だったのです。

それでもこてつってば、オモチャで遊んでいたり元気に見せてくれていたんだな。。。


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麻酔から覚めたばかりでヒーヒー鳴くこてつ。
朦朧として、舌が出っぱなし。
こんな姿写しちゃってごめんね。

ちゃんと目覚めてくれてありがとう。
4時間も頑張ってくれてありがとう。

今後は、合併症で嘔吐、漏出による腹膜炎、ダンピング症候群、消化・吸収不良が考えられ、術後の管理に気を遣いそうです。
しばらく絶飲絶食で、点滴と首筋に入れたカテーテルからの栄養摂取の為、もちろん数日は入院です。
退院は様子を見ながらとなるので、一週間はおうちに帰れないかな。。。

でも、絶対良くなるからね。
お見舞いにくるからね。

ブログやIG、ツイッターでたくさん応援やパワーを送ってもらいました。
本当にありがとうございます。
祈りのパワーがこてつを包んで守ってくれているように感じています。

まだまだ油断はできませんが、絶対大丈夫と信じてます!!

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