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リンパ腫だったら良かった、って・・・?

こてさん、今日高濃度ビタミンC点滴の4回目を行ってきました。
また1段階飛ばして、今回でMAX濃度です。
朝から調布まで送迎して、そして午後仕事に向かったケンヤちゃん、ありがとね。
今日は初回に診てくれた女医さんだったそうですが、「最初に来た時より元気になりましたね」って言ってもらえたとか。
点滴中に吠えたり出たがったりした事から、そう言われたみたいだけど(^-^;

うん、こてつ元気なんですよ。
よく遊ぶし、ウンPもオシッコも問題なし。
最近は1日半ペースで吐き気止めを飲ませていて、嘔吐も無くなりました。
まったく今までどおりの生活ができているのです。

食べられれば。

今は大きなポリープのせいで食べられないのは仕方ないのですが、こなつの1/10の食欲でもあればと、つい思ってしまいます。


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こてつにシリンジでご飯を食べさせていると、皿からガツガツと気持ちよく平らげるこなつが、まるで健康優良児に見えるのです。
いや、違うちがう、この子はリンパ腫再再燃治療中という、これまた大病を抱えていたんだった。

こてつの病気のことで、何人ものドクターに言われて複雑な気持ちになったのが、「例えばリンパ腫だったら良かったんです。抗がん剤が効くから」という言葉。
こてつの病と比べたらという事かもしれないけど、医師から見たら、リンパ腫は抗がん剤が有効なありがたい病気のようで、何度も言われると、まるでリンパ腫は風邪、抗がん剤はバファリンくらいの軽さに錯覚してしまうのです。


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こなつがリンパ腫で良かったなんて、思ったこと一度もないよ。

リンパ腫と病理診断が出た時、目の前が真っ暗になって、もうそこには死が待っていると絶望的になった。
抗がん剤を使うなんて恐ろしいと思ったし、治療のたびにとんでもないものを身体に入れさせてごめんねと思う。
切除して終わりの癌だったら良かったのに、なんて思ってしまったことだって・・・。
再燃するリンパ腫だから、2年経った今でも、そしてこの先もずっと恐怖は消えないのです。

たくさんのお友達を旅立たせたリンパ腫なんて、憎いだけです。

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