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ブログひとくぎり。ありがとうございました。

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リンパ腫の治療にあたって、避けて通れないのは、治療費の問題だと思います。

一体どれくらいかかるのか。
愛犬がリンパ腫と宣告され、治療をするにも費用が気になる方も多いと思います。

最初にホームドクターからは、一ヶ月10万くらいと言われました。

そしてこなつの場合。
3年4ヶ月の闘いが終わり、決算してみれば、350万円。
だいたいそんなものでした。

抗がん剤休薬中は一息つけますが、治療中は月10万いかなければ御の字。
昨年10月からのレスキュー治療に入ってからは、副作用の為に予定外で病院に行くことも増え、まさにうなぎのぼりとなりました。

こなつの全治療記録、治療費を表にしているので、興味がある方は<more...>を開いてみてください。
こなつ、本当にがんばったんです。



サプリやフードもこだわったので、128万ほど。
トータル478万は、高いか安いか。
きっと犬を飼ってない人から言わせれば、ムダ金なのでしょうね。
でもこれで3年4ヶ月という貴重な時間をこなつと過ごせたのだから、もちろん生きたお金だと思っています。


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だって、治療を経過して2年以上経っても、この笑顔を見れたんだもの。
去年の今頃のこなつの笑顔です。
この笑顔のためなら、いくらだってプライスレス・・・!


あ、だめだ。

このキラキラな笑顔を見ると泣ける。



リンパ腫治療中、先輩ワンコたちのブログにとても助けられてきました。
ブログを通じて、一緒に闘病する仲間もできました。

抗がん剤のこと、副作用の乗り越え方、フード、サプリ、治療への向き合い方、再燃したときの気持の持ちよう、抗がん剤が効かなくなってきたときの焦り、そして、リンパ腫の最期をどう迎えるのか・・・。
事あるごとにネットで検索しまくりました。
そこで少しでもいい情報を見つけることが、この3年4ヶ月の間のわたしの心の安定剤だったように思います。

こてつとこなつが並んで走っている姿を指して、ケンヤちゃんがつけてくれた『side by side』というタイトル。
ホームページ時代からだから、12年近くこてこなの日々を綴ってきましたが、今では主役がふたりともいなくなっちゃいました。

突然お出かけブログから闘病ブログに変わってしまったけれど、こてつの闘病も、こなつの闘病も、こてこなの誇らしい歴史のひとつです。
こてつやこなつの闘病が、少しでも参考になればいいし、リンパ腫だって楽しく3年以上闘病できるんだと、少しでも希望をもってもらえれば嬉しいです。

だから、このブログはずっと残します。


いや、ほんとは、主役が舞台を下りてしまったからすっぱり止めようかとも思ったんです。

でもこてこなの事を語るところが無くなるのは、きっと耐えられなくなるだろうな。
こてこなの事を考えていられる場が欲しいな。
なんでもいいからこてこなに携わっていたいな。

そう思って、誰も見てなくてもいいから、続けようと思いました。

書きます、って言ったきり書いてないお出かけとかね。
まだ生きてるのか?!って錯覚させちゃうくらいネタはありますので、そんなのをぽつぽつとアップしていこうと思っています。
気が向いたら、のぞきにきてくださいね。


でもまずはひとくぎり。



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今までこてつとこなつをかわいがってくださって、本当にありがとうございました。

心から感謝します。




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今ごろこてこなは、こんな風なきれいなひろーい空を、またバトルしながらきゃっきゃと走ってるんだろうなあ。。。




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「闘病生活」バナーは、今日で最後。
よかったら卒業記念にポチってしてやってくださいね。
ただ、このカテゴリーでリンパ腫ブログを探す人もいると思うので(自分がそうだった)、籍だけは残しまーす。
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3月27日から3月28日へ ありがとう、こなちゃん。

こなつがいなくなって、今日で2週間。

早いかな。
まだ2週間かな。

ランキングサイトからは、そろそろ記事の内容が参加のカテゴリーにマッチしなくなっていくんじゃ、と連絡がきてしまいました。
チェックしてるんですね。
移動先のカテゴリーのおすすめは「犬 闘病記(永眠) 」だそうで、そうかあ・・・。

なんだか、胸がざわざわしてきました。

永眠、しちゃったんだあ。

まだこなつはそばにいるような気がしていたのに、突きつけられた感じ。


ランキングサイトへの参加も、
主役がそろって舞台を降りた後のこのブログそのものも、
この先考えないといけないなあと思っています。


でも、まだね、わたしがちんたら書いているせいで、こなつはまだ幕を下ろしていないので。

もう少しお付き合いください。


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アンコール!
アンコール!!

何度でもアンコールに応えてくれていいんだよー。


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フードファイターが何も口にしなくなって3日目。

お水は飲めるかな?

シリンジで少しずつ口に注ぐと、しっかり舌を動かしてごくごくと飲んでくれました。
えらいよ、こなちゃんー!!





お水を飲むこなちんのムービー。
そんなに悲壮感は漂ってないと思うので、よかったらどうぞ。


このとき、アイスもちょっぴり口にしました。





まどろむ時間。
夜中よりゆっくり眠れています。

お見苦しいもの(雑然とした室内とケンヤちゃん)が映っていますが、これが最後の動画なのでご容赦ください。



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お昼頃、デッキでひなたぼっこ。

今日もこんな時間がもてるなんて、すばらしいギフトをまたありがとう、こなちゃん。


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チュッてしてくれたんです。

嬉しかったあ。

今思えば、この時が最後のチュッになりました。


わたしのよれよれの部屋着がものすごーく残念ですが。。。


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デッキでのお昼寝、気持ちいいね。

このデッキは、ケンヤちゃんがこてこなの為に作ってくれたデッキだもの。

ケンヤちゃんが今の会社に転職する前の1ヶ月半のヒマな時期だから、今から10年くらい前のことかな。
完成して、こてこながワーッと初めてデッキに出てきたときのこと、今でも覚えています。



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こんな風に身体を起こしているだけでも、すごいことだと思うのです。
それくらい、こなつの身体は限界を超えていました。


まったくオシッコが出ないまま2日近くが経っていて、せめてオシッコが出てくれれば・・・そんなことを願っていたら、ちょっぴり出たんです。
わあ!
オシッコ作られてる!
腎臓はまだ動いてるんじゃない?!

そして、3時頃またシリンジでお水を飲んで。

4時過ぎには横になったまま大量のオシッコが出ました。

尿毒症になってしまうことも怖かったので、これにはすごく安心しました。
やっぱり腎臓はまだ機能してるんだとも思ったのです。

でも、こなつは吐きたそうな様子もありました。

前日に打ったセレニアの効果は24時間。
そろそろ切れる頃かもしれない。
どうしよう。
亀戸にも電話したけれど、本当なら金曜日でいるはずの遠藤先生はたまたま不在で、それなら遠くまでいくより、近所の病院でセレニアを打ってもらった方がいいかも。
もしまだ持ちこたえてくれるようなら、グランや抗生剤も。

ケンヤちゃんとそう話して、家の近くの病院に電話して診てもらいにいきました。

また、希望を持ってしまったんですね。
最後の最後で、こなつの身体に針をさし、血液検査もしてしまいました。
結果は、前日よりもさらに貧血は進み、血小板も6.8に下がり、BUNは114に上昇、カリウムも6.0と上昇していました。

セレニアを打ってもらって、皮下点滴をしてもらいました。
グランはなかったので違うG-CSF製剤を打ってもらったけど、必要なかったかな・・・こなつに余計な注射をしてしまったかも。

この病院には2年近く前にこなつを診てもらったことがあって、その頃は赤芽球が血中に多く出て右往左往していた時期。
今思えばなんだったんだろうな、あの赤芽球の出現は。
その頃すでに1年半くらいリンパ腫の治療をしていて、がんばってますねと誉められたけれど、この日も、3年4ヶ月もがんばってきたこと、たくさん褒めてくれました。


夜の7時半頃帰宅し、すぐに昏睡状態になり、ずっとそばについていました。



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カメラの記録だと20時28分のこなつ。

この写真が、スターこなつの最後の一枚となりました。


これからさらにこなつは一晩がんばり、わたしは傍らでうとうとしながら、ケンヤちゃんはずっとこなつの身体を撫で続け・・・。


3月28日の明け方4時22分。
こなつは、ケンヤちゃんとわたしの間でうーんと伸びをして、その波瀾万丈な生涯の幕を閉じたのでした。




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おやすみ。


こなちゃん。






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ありがとう。





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もうちょっと続けさせてもらいます。

3月26日 覚悟の夜

公園で桜を見て帰ってきてから。


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今晩、と言われ、覚悟を決めざるを得ませんでした。
ここまでこなつは十分すぎるくらい頑張ってきたし、最後に桜の願いもかなえてくれたし、もうこれ以上望んだらいけないと思うくらいでした。

残された時間を大切にしないと。
柔らかい撫で心地も、こなつの香りも、温もりも、重みも、マシュマロの抱き心地も、少しでもこの手に残せるように。




こなつが逝くときは家で、腕のなかで、と思っていたので、それからは片時もそばを離れませんでした。

酸素室の中に入っていた方が楽かもしれないけれど、でもそばにいたくて酸素ホースを口元にあてていました。


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こなちゃん、腕枕させてくれてありがとね。


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ケンヤちゃんとも静かなひととき。

昔話なんかもしたりして、こんな時でも笑いが出るくらいだったのです。
笑いと涙と。


落ち着きなく体勢を変えたがるようになり、時々小さく痙攣が起こり、いよいよその時が近いのかと。


こなちゃん、こな、ちゃーちゃん、スター、こなつ
大好き
好き好き好き
かわいい
大好き
ずっと一緒だからね
怖くないよ
大丈夫だよ
こて兄ちゃんいるよ
ありがとう


何度も何度もケンヤちゃんと口にしました。
伝え忘れたことはないくらい。

でもね、こなつ強いんです。
心臓に毛が生えてるよね、ってよく笑ってたけど、その強い心臓は止まりませんでした。

見かねて、「こてつ、早く迎えに来てあげてよ!」と口走ってしまうくらい。

手放したくはないけれど、こなつが苦しむ姿は見たくなかったのです。

何度もお別れかと思ったほどなのに、これだけ頑張ってくれるこなちゃん。
こなつも一分一秒でも一緒にいたいって思ってくれているのかな。

だから。
夜が明けたのです。

こなつ、3月27日も迎えました。


スターこなつはサービス精神旺盛、もう一度アンコールをしてくれるようです。


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ひっぱりまくりですみません。
こなつのこと、どんなことでも残しておきたくて長くなっちゃいます。

3月26日 多機能不全から最後の桜

こなつが逝って10日経つというのに、以前と変わらぬちんたらペースの更新ですみません。

今朝はみぞれが降ってまして、数日のこの寒さで、夜は縮こまってうたた寝しています。
寒いと動きがさらに悪くなるもんで。
最高の犬たんぽがいなくなっちゃったからなあ・・・(涙)

あ、シュナっちはいますが、身体がゴツゴツしてて、触り心地が全然違うー・・・(涙)


話は3月26日に戻ります。

こなつの様子が落ち着いているから、もしかしてと期待を抱いて亀戸動物病院に行ったのです。
酸素室に目張りして、濃度の高い酸素が逃げないようにして、酸素室ごとこなつを車に乗せました。
ふたりがかかりで担いで、うちの狭い玄関をやっとの思いで通したのに、なんでだか結局酸素室の扉を開ける必要があって、みるみる濃度は下がっていきましたが・・・(--)

携帯用の酸素をシューシューとこなつにあてながらの道中となりました。

あ、そだそだ、なんでだかじゃないです。
いざ出発、とこなつを見たら、嘔吐していたのです。
嘔吐の処置をする為に、酸素室を開ける必要があったのでした。

たかだか10日で、そんな大事なことを忘れちゃいかんですね。


亀戸まで、40分足らずで到着。
池尻に比べたら近いし、今までならそんなに苦にならない距離だけど、こなつのこんな状態のときだと、もっと近い病院だったらよかったと思いました。


この日は朝香先生はいなくて、副院長の池田先生の診察。
池田先生は腫瘍科認定医Ⅱ種をお持ちです。

まずは血液検査でしたが、これで少しは良くなっていれば、次の手を打てるかも。
そんな期待を抱きつつ待っていると・・・


結果は残酷でした。


赤血球(550-820) 276
ヘモグロビン(12.6-19.4) 7.4
ヘマトクリット(36.9-55) 19.7
血小板数(8-56) 8.1
白血球(6600-18400) 800
好中球(3000-16300) 600
BUN(7-24) 74
クレアチニン(0.5-1.8) 2.9
無機リン(2.5-6.8) 16.1
GPT(10-100) 101
GGT(0-7) 81
アミラーゼ(500-1500) 2003
リパーゼ(200-18000) 5688.7


多機能不全を起こしています。

おそらくもって今晩か、明日。


そう告げられました。

今思い出しても、この宣告は涙が出ます。

ただ、そうはっきり言ってもらえたことは、覚悟をもたせてくれました。
すでに覚悟はしていたはずなのに、何度も何度も期待をしちゃっていたんです。

こなつとお別れの時間が近づいている。
でもまず気がかりなのは、こなつが苦しまないかどうか。
眠るようにいければいいのだけど。。。
先生に聞いたのですが、多機能不全を起こしているので眠るようには難しい、おそらく苦しい時間はあるでしょうと、言いにくそうに言われました。

この時点で、前日病院でカテーテルでオシッコを抜いて以来、まったくオシッコをしていなくて、腎臓が機能していないらしく、それで気持が悪くて何度も吐くらしいので、せめて吐き気を抑えてあげたくて、強力な吐き気止めのセレニアを注射してもらいました。
それと抗生剤を注射。

どうかどうかどうか、こなつがしんどい思いをしませんように。

それだけが願いでした。


最後に、昨日から後ろ脚に入っていた留置針を抜いてもらいました。
もう何も治療することはないから。
これで長い長い治療は終わりだから。

そんな気持ちでした。


診察室での最後の宣告から、涙は止まらなくて、車に乗ってからも号泣でした。

それこそこれが最後のドライブになるんだと思っていたのです。


最後なら。
最後だから。

こなちゃん、一緒に桜が見たいね。


そんなわがままを口にしてみました。

3日前に都内で桜の開花宣言が出たばかりで、千葉はまだ咲いているところも少ない時でした。
もう夕方の6時くらいで薄暗くなってきたし、冷えてきたし、ケンヤちゃんは、こなつの負担になることはしたがらないし。
無理だなあ。


と、思っていたら、ケンヤちゃんが家の近くの公園の駐車場に車を停めたのです。

そこは、毎年こてこなと一緒に桜を見に来ていた公園。

こなちゃん、桜見れるかな。
でもまだ咲いてないかな。


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咲いてたー!

ソメイヨシノはまだだけど、枝垂れ桜に少しだけど咲いていました!
(あれ?桜だよね?梅じゃないよね・・・大事なとこなのに)


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こなちゃん、見える?

きれいだね。


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スマホだし、薄暗くて画像が悪いけど、胸いっぱいになる一枚です。

こなつと今年も桜を見れました。


こなちゃん、たくさんの夢を叶えてくれてありがとう。


昔、飼い主と犬との関係を占ってくれるという占い師さんにみてもらった時、わたしにとってこなつの存在は、

『夢の広がり』

だと言われたことがあります。


今まで何度もその言葉を思い出すことがあったけれど、この時もそう。
こなつはいつもわたしの夢を、大きく大きく膨らませて叶えてくれるのです。



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これは、3月21日。
亡くなる一週間前に同じ公園に散歩にいったとき。

桜の偵察にいったのでした。

毎年撮っているステージに今年も乗ったよ。


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ヨチヨチ歩きだけど、ご機嫌さんでしっかり歩いてました。


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ああ、ごめん、鼻ピンだあ。


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このときは固い蕾だった桜も、この一週間後のこなつが旅立った日曜日は一気に満開に。


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こなちゃん、自分のための桜カーペットを敷いていったんでしょ。

またひとつ、夢を見せてくれたこなつなのでした。


あ、で、ついもう美しい思い出にすりかえていますが、「おそらく今晩」と余命宣告された辛い夜のことですね。

それはまた次に・・・。


全部語り終わった後にコメントのお返しをしようと思っていると、いつまでたってもお返事できなくてすみません。
こなつにいただいた言葉、すべて嬉しく読ませていただいています。

同じリンパ腫、はたまた違う病気で闘っている子、闘い終えた子たち。
たくさんの思いをありがとうございます。

どの子もみんな本当にがんばったんだろうなあ。
胸いっぱいです。


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3月26日 穏やかな時間-こなつからのギフト

高カリウム血症を起こしたこなつ。
もしもの時を思って家に連れて帰ってきたものの、一晩中息をしているか気になってしかたありませんでした。

それほど息が荒いわけでもなく、逆にこのまますーっと消えてしまいそうで怖かった。

ケンヤちゃんと口々にこなつに「ありがとう」と伝え続けていました。
今まで幸せだったこと、どれだけ言っても足りなくて、何度でもずっと。


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でも、こなつ、強いのです。
朝を迎えることができた。

・・・と思った矢先、嘔吐。


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2度吐いたのですが、ガツガツ食べてくれた2日前の夕飯、あれがまったく消化されずに出てきました。

そして、抱き上げたときに、ぬるっとした感覚があり、見ると右の顎にできていた巨大なしこりに穴があいて、そこから膿が出てきていたのでした。

熱は40.6℃。

9時に亀戸を予約していましたが、嘔吐や膿の処理をしている間に出発の時間を逃し、11時に変更してもらいました。

というか、わたしはもう病院に連れていくつもりが無かったのです。
消化出来ていないものをこなつが出した時点で、すでに覚悟していました。
だから、できるだけ家で穏やかな時間を過ごせることだけを願いました。


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この日はきれいな青空が広がっていて、こなつが落ち着いているときを見計らって外へ。

最後の記念撮影になるんじゃないかという予感で、ケンヤちゃんに写真をお願いしました。
(スッピン、すんません)


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おひざでねんね。

ケンヤちゃん、泣きながら写真撮ってましたよ。


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気持ちいいね。
こなちゃん、笑顔かわいいよー。

ぽかぽかの日向ぼっこができました。


11時の予約もキャンセルした後、11時過ぎに3度目の嘔吐。
また消化できていないゴハン。
こなちゃん、どんだけ貯め込んでたの。


池尻の遠藤先生はお休みの日でしたが、携帯の方にかけさせていただいて、治療をやめる話をしました。

これまで積極的に治療をすすめてきたわが家が治療をやめること、その決断を尊重してくださいました。
こなつちゃん、よくがんばりました、と。


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シコリにできた穴にはガーゼをあてていましたが、膿が止めども無く出てくる。

写真を撮ったときはまだ小さいものでしたが、最後は2センチくらいの穴にまで広がってしまっていました。

そういえば、前日亀戸から帰る前に、シコリに触れたとき、あ、少し柔らかくなってると思ったんですよね。
ミトキサントロンが効いたのだと、単純にケンヤちゃんと喜んだけれど、破裂が始まっていたのだと思い至りました。

悪いのやっつけて追い出したんだよ。
こなちゃん、強いもんね。


いつ、こなつの息が絶えるか、わたしの方が息をひそめて過ごしていましたが、思いのほか呼吸が落ち着いてきたような。



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だから、午後はとても穏やかな時間を過ごせたのです。
こんな時間をもてたのは、きっとこれはこなつからのギフトなんだと思っています。

酸素室のなかだけど、こなちゃん神々しいくらいにきれいよ。


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顔もあげられるし、目力だってあるよね。


ケンヤちゃんは、シコリの破裂に好中球が使われているけれど、もう一度グランを打ってここを乗り切れば大丈夫なんじゃないか、と言います。
そうなのかな。
まだこなつと一緒にいられる時間はあるのかな。

そんな期待を抱いてしまうような午後でした。

だから、夕方、もう一度亀戸に行ってみたのです。
諦めたはずなのに、往生際悪く。
血液検査の数値が少しでも改善されていたら・・・そんな希望をもっていました。


・・・ひっぱっているつもりはないのですが、ここで次回につづきます。


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