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脾臓摘出から3ヶ月

6月4日に行った脾臓の摘出手術から、3ヶ月が経ちました。
脾臓をとったことで、生活に支障が出ている様子はないようです。
逆に身軽になって調子上々^^


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抜糸直後の姿、痛々しい~(>_<)

生肌がなまめかしく、ぺとぺとした触り心地はなかなか貴重でありました。


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1ヶ月後には傷口がだいぶふさがってきました。
でも剃られたお腹はまだうっすら産毛くらい。
この時期がいちばん皮膚の状態が良くなかったかな。
胸のコートもかなり寂しいですね~。


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これが今日の状態。
毛が生えてきた~♪

毛が生えてきているのは、こなつの身体がダメージから回復している証のようで嬉しい。
えらいぞ~、と何度も撫で撫でしちゃってます。

抗がん剤は薬が抜けきるまで3ヶ月から半年はかかるとか。
いつか再燃して再び抗がん剤を投与しなければならないその日までに、できるだけ身体を健康な状態に戻しておけますように。。。


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そういえば、局部丸出しの写真ばかりで、失礼しました~(^^ゞ

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お腹の抜糸とニキビダニの治療1回目

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脾臓の摘出手術から2週間、本日抜糸してきました。

ちょいと痛々しい姿ですが、載せて大丈夫かな?
本人気にしていないようなので披露させてください。

        ↓
        ↓


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傷口の周りが汚いのは、はがした絆創膏の粘着が強くて、ごみを吸着しちゃったからなのですね。
この後、きれいにこそぎ取ったのでご安心ください(^^ゞ

お腹周りをきれいに剃られたので、夏は涼しくていいかもね。

血が足りねえ!
とルパンぶってますが(@カリオストロの城)、じゃんじゃん食べているおかげか、先週よりも赤血球が増えたんですよ~♪

                6/3→6/10→6/17
赤血球(正常値 550-850)421→401→448

まだ正常値には程遠いけど、少しでも上向いてくれたのは安心できました。

その他の数値も、ALPがまだ高い(697)以外はすべて正常値内。
そのALPもステロイドを止めてからぐんぐん下がってきているので、近いうち正常値の射程範囲に入ってくれるんじゃないかと期待大です。


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病院帰りに豊洲でランチして、帰ってから午後はお昼寝タイムです。

今日はアカラス(ニキビダニ)の駆虫剤を注射してきました。
一応初回なので様子見で通常の半量を打って、副作用など出ないようなら次回以降全量を打つんだそうです。
薬浴の為、半日預けて治療をした11年前比べると、ぷちっと注射で済むのは楽ですね~。

今日のところは副作用らしきものもなく、これなら今後の治療も大丈夫そうです。

次回は2週間後。
早くニキビダニを追いだしてやろうね。

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脾臓の病理検査結果出た!

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日曜日の通院はまだまだ続きます。

内容と写真が一致しませんが、写真は昨日の病院帰りにランチしに寄った丸の内散策の模様です。
テラスランチが気持ちいいこの季節、休日の人通りが少ない丸の内はおすすめスポットですよ♪


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昨日は術後の様子と血液検査。お腹の絆創膏も貼り替えてもらいました。

脾臓の病理検査がこちら。

(組織所見)脾臓腫瘤は豊富な血液、増生した造血細胞、赤脾髄、白脾髄などからなります。造血細胞は多種類・多段階の細胞から構成されています。腫瘤を構成するいずれの細胞成分にも腫瘍性変化は認められません。脾臓の非腫瘤部には造血細胞が散在している以外には、著変認められません。

(コメント)脾臓腫瘤は過形成性結節の所見です。この疾患は脾臓を構成するいくつかの組織成分からなる非腫瘍性病変です。一般的に切除によって治癒します。貧血の原因となるような所見は見出せません。脾臓の非腫瘤部に見られる髄外造血は貧血に対する反応性の変化と考えられます。



というわけで、良性とか悪性とか関係なく、そもそも腫瘍ではないということでした。
ホッ\(^▽^)/

脾臓は血液を造ったり溜めたりする働きなので、その働きが過ぎてしまったようです。
よって転移の心配をしたりする必要もなく、一件落着♪

が、てっきり脾臓が貧血の原因だと思っていたのに、「貧血の原因となるような所見は見出せません」とのコメントが・・・。


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昨日の血液検査では、
                  術前→術後→昨日
赤血球(正常値 550-850)421→396→401
白血球(正常値5500-16900)10900→24600→11200

BUN(正常値9.2-29.2)26.5→19.1→21.0
ALT(正常値17-78)   76→72→47
ALP(正常値47-254)  2133→2001→1101

BUNやALT、ALPの腎臓肝臓系数値は、ここのところいい感じです。
先週からステロイドも止めたので、ALPもこのまま正常値まで下がっていってくれるといいな。

で、問題なのは、やはり赤血球。
術前術後から昨日まで、ほとんど変化なし。
ふぬー、何が貧血の原因なんだぁ。

他に調べるには骨髄から髄液を抜いて検査をするか、なのですが、それはまた全身麻酔になってしまうのでできればやりたくない。

赤血球は寿命が長くて、抗がん剤治療をスタートした時も2~3週間してから数値が落ち始めたように、上がるときも数週間かかる、なんてことはないのかな。

今晩はこなつが久しぶりにエロエロ遊びをやっていました(クッションや布団へのマウンティングですね(^^ゞ)。
性欲が出るくらい復調してるわけだし、こなつの生命力に期待しよう!!


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そそ、今までステロイド・胃薬・肝臓保護薬・利胆剤を飲み続けてきましたが、今週から半年ぶりに薬ゼロになりました!
こなちゃん、ご飯がうまいか~い?(^▽^)

会計も今回は血液検査代のみで、5,140円と桁違いの安さです~♪


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が、新たな闘いの敵は、アカラス(ニキビダニ)。

治療は来週抜糸をしてから、駆虫薬を注射していくそうです。
パピーこてつは薬浴をしたけれど、今は注射で治療が可能になったんですね。

薬浴って、今の今まで薬草風呂みたいなものをなんとなくイメージしていましたが、そんな美容によさそうなものじゃなく、ズバリ農薬風呂!なんですね。ひ~っこてつがんばったね。
薬浴より注射のほうが副作用的なものは少ないらしいので、ぜひそちらでお願いします(>_<)

11年の間に治療が進歩していてよかったよ~。


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こなつのリンパ腫が落ち着いている間に、リンパ腫の画期的治療法も生み出されますように!!!

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手術から一週間

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脾臓全摘から一週間も経っていませんが、こなつ、絶好調です。
あ、写真だとぼけぇ~としているように見えますが、寝起きなのでご勘弁を(^_^;

エリザベスカラーをしなくても傷口を気にする様子もなく、痛みで動けないどころか、逆に身体が軽くなったのか動き良すぎなのです。
昨夜、久しぶりに「散歩行く?」と声をかけたら、「待ってまちた!!!!」とダッシュで玄関に向かってました。

ワンコの回復力ってすごいと驚くと同時に、やっぱり脾臓が原因で貧血状態になっていて、今までなんとなく身体がだるかったのかなぁと思います。

もちろんご飯も勢いよく平らげてくれています^^


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ただ、気になるのは、デスノートのLを思わせる目元の黒ずみ。

疲れのせいかな、抗がん剤のせいかな、と気にしていたら、

先日手術のさい検査をしてもらったところ、なんと、アカラス(ニキビダニ)発見!
度重なる抗がん剤やストロイドの使用で、免疫力が下がったのが原因で発症しちゃったようです。

アカラスは、毛包虫(ダニ)が皮膚の毛穴に寄生して増殖し、それによって起こる皮膚病。
健康な犬や猫、そして人にも存在するけれど、抵抗力や免疫力が低下した場合に発症します。
抵抗力の弱い子犬が感染しやすいと言われていて、実はこてつも生後5ヶ月頃に発病し、3回の薬浴と注射などで一ヶ月ほどかけて完治したことがあります。

でも調べると、シニアの場合、治るのに時間がかかって、ひどくなると全身の脱毛やら掻き傷やらで大変なことに・・・

せっかくリンパ腫が落ち着いて、脾臓の摘出手術も乗り越えて、やっと体を休ませてあげられると思ったのに、アカラスの治療で、通院は続くことになりそうです。

幸いこなつはまだ痒みはないようなので、今のうちに免疫力アップアップ!で女優の顔に戻してあげたいです。(←女優じゃないし)

にっくきニキビダニを追い出すぞ!!

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がんばった脾臓摘出手術

こなちん、元気にしております。
一昨日、退院した夜は足腰ふらついて心配しましたが、昨日にはもうご飯時には小走りしてました。


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麻酔成分の入った痛み止めというパッチを首筋に貼ってるおかげもあるのでしょうが、今のところ傷口が痛そうな様子は見えません。
ただこの痛み止めの効果は3日らしいので、明日以降が心配です。

あ、このパッチ、剥がした後も安易に捨ててはいけなくて、病院に持っていって処理をしてもらうそうです。
捨てちゃったらどうなるのだ??(@@;;


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傷口には大きな絆創膏。
貼り替えの指示はなかったので、とりあえず次の診察の日曜日まで一週間貼りっぱなしらしいです。

痛々しいけど、本人、平気でラッコもやるくらいで、見ているこっちが傷口開きやしないかと冷や汗。

お腹の毛をそられてぽんぽこりんが丸見えです。
この手触りがまた心地よくて・・・


手術日のことですが、血液検査、血液凝固系検査、心電図の術前検査はほぼ問題なし。
(心雑音はやはりあるようです・・・)


先週病理検査に出した乳頭の検査結果も出ました。


(組織所見)送付組織は上皮性細胞の腫瘍性増殖からなります。異型性は比較的軽度であり、核分裂像は少数です。腫瘍細胞は多層化して配列し、不規則な腺腔を形成しながら増殖しています。本標本上、浸潤性増殖や脈管内浸潤は確認されません。表皮が欠損している部位があり、同部位にはブドウ球菌様の最近が認められます。表皮残存部は肥厚しています。

(コメント)乳管周囲に存在する乳腺もしくは汗腺に由来する腫瘍と考えられます。本標本上、悪性所見は認められません。経過観察が必要です。表皮が欠損していますが、これは腫瘍の自潰というよりは、細菌感染による結果生じたものという印象を受けます。



腫瘍?!なんて言葉があってびびりましたが、先生に解説してもらったところ、つまり悪性ではない、今回の手術で切除する必要はないでしょう、とのことでした。

ひとまず安心。よかった!


「こな、帰りましゅー」と抱っこをねだってくるところを「こなちゃん、大丈夫。目が覚めたら美味しいもの食べられるよ」と断腸の思いで先生に引渡し、手術同意書にサインし、くれぐれもよろしくお願いしますと、何度もお願いして病院を後にしました。

あ、目が覚めてもその日はご飯は無いみたいで、わたしったらとんでもない嘘をついちゃったんですけど。



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手術はお昼過ぎに始まり、その間は病院から遠くないところでランチをして過ごしました。

4時前に先生から電話が入り、手術が無事に終わり、麻酔からも目が覚めたという連絡をもらいました。
電話の向こうではまだ朦朧としているというこなつの「ひうううぅ~!ひうううぅぅ~!!」と情けない声が聞こえてました。
無事でよかったー!!\(i▽i)/
その時人混みの中だったんですけど、バンザイしたい気分でしたよ~。


<摘出した脾臓>

↑苦手な方は決してクリックしないでくださいね。

取り出した脾臓には、超音波に写っていた3センチの腫れがそのまんまぽっこりとくっついていました。
超音波って正確なんだな。

これが良性か悪性か、病理検査に出します。
どうかどうか良性でありますように。

他の臓器はきれいだったそうなので安心です。


今回の手術では、脾臓の摘出の他に、歯のほうも見てもらいました。
先週金曜日に目元が腫れたことを写真を見せて説明し、歯石とりをお願いしたのです。

左右ともまったく歯がぐらついていないので抜歯までは必要ないかな、という話しだったのですが、実際に歯石をとってみたら、その歯石でがっちり固定されていただけで、歯はぐらぐら、根元にはたくさん膿がたまっていたそうなのです。
先生の判断にお任せしていたので、左右の上奥歯とも抜歯となりました。

そんなに膿がたまるくらいだなんて、相当痛かったんじゃないかと思うと、そんなことにも気づかず、本当にこなつに申し訳ない・・・凹

でも金曜日に腫れたおかげで、歯のことをケアするきっかけになったのは幸い、かな。


脾臓の摘出と、抜歯2本、、、
今回の手術&入院代、一体いくらかかるんだろうと冷や冷やでした。

20万? 30万?

ボーナス出るよな、30万でもドンとこいだ!!!

・・・と、腹をくくっていたおかげで、請求額17万円ほどが、あらお安いわ、なんてちょっとウキ♪っとした勘違いを味わえました。


これで抜糸が済めば、一息つけるかな~と思ったのですが、そうはいかないようで、今度は厄介なアカラス(ニキビダニ)が・・・。
こなつの通院、まだまだ続きそうです・・・。

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