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2011年3月12日

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2011年3月12日。10時43分。

宿をチェックアウトして、さすがに観光する気にもならず、てかきっとどこの施設もやってないでしょうし、家も心配だし帰ります。

が、東北道は当然のごとく通行止め。
ご覧のとおり入れません。

てことで、下道で帰りますが、一般道も通行止めがあるという情報だし、いったいどんなひどい事になるのやら。

・・・と覚悟したのですが、国道4号はほとんど車通りもなく、しかも信号がついていないため、ほぼノンストップで走行できたのは高速道路のようでした。

ガソリンスタンドに長蛇の列ができていたのが目につきましたね。
この後しばらくガソリンが貴重なものになったのを見て、わが家もこの震災の後は、常にガソリンを満タンにしておくように心がけるようになりました。
ガソリンがないと、車なんて意味ないですからね。


家には午後3時過ぎに到着。
4時間少々で帰れたのは、異例の速さです。

さて、震度5弱を感じたわが市川市ですが、どんなひどいありさまかと覚悟して入ったら、、、
被害はフォトスタンドがひとつ倒れていたのみ。
拍子ぬけしたくらい、まったく何も動いていませんでした。

ライフラインも無事。

こてこながいるわが家、何かに守られていたとしか思えません。



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これは那須のペニーレインさんのパン。

実は、チェックアウトしてせめてペニーレインのパンだけでも調達して帰りたい、とダメ元で行ったのです。
そうしたら、やはり被害が出ていて営業はできない状態。
そうですよねー、と帰ろうとしたら、来てくださったお客様にお詫びに差し上げています、スタッフの方がくださったのです。
こんなにたくさん、しかも無料ですよ。
ペニーレインの懐の深さに惚れ直しました(T T)

震災直後、スーパーやコンビニでも棚は空っぽになるほどのパン不足。
それを思うと、ここでパンをいただけたのはありがたい話でした。


あれから、つくばの店舗にはちょくちょく行っていますが、まだ那須には行けていないのです。
いつかお礼がてら那須に伺いたいなーと思っています。



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2011年3月13日(日)のこてこな。
余震も続くし、こてこなを留守番させるのが心配でした。

原発事故もあり、電力不足による計画停電が発表され、不安ばかりだったなあ。
幸い、わが家は千葉でも計画停電の対象地域からは外されていて、夏でもこてこなの冷房の心配はせずに済んだのですが、節電は心がけるようになりました。
あの頃は、みんなが他人を思いやって協力的だったような気がします。
ただ、5年が経って、その気持ちは少しずつ薄れてきてしまっているかな。

わが家の守り神こてこながいなくなってしまい、もし次の震災が起きたときが不安です。
ちゃんと、こたとシュナっちを守らなきゃね。

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2011年3月11日から3月12日

2011年3月11日(金)の午後2時46分を、那須のチーズガーデン店内で迎えたわたしとケンヤちゃん。

大きな揺れに驚きながら、店員さんの誘導もあり他のお客さんともども建物の外に逃げました。



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一旦揺れがおさまって、また店内に戻ったときの写真。

3時4分。

あら~落ちちゃったね、ひどい揺れだったもんね。

と、このときでもまだ津波を引き起こすひどい震災になるとは思ってなかった。
みんなそのまま買い物を続けようとしたんですもん。

その後、3時15分に2度目の大きな揺れを感じて、また外に逃げ出しました。

こてこなは車のなかで待っていたのですが、駐車場で車がゆっさゆっさと揺れているのを見て、「こてこなー!!」と駆け寄ったのを覚えています。
ほんとに車が倒れちゃうかと思うくらいの揺れでした。


さすがにこれは只事ではないと思い、ともかく移動したほうがいいかと。
どこへ・・・となると、とりあえずこの日の宿のウエルネスの森那須へと向かいました。


そうそう、そんなチーズガーデンさんでは、こんな状態にもかかわらず商品の会計をしてもらったのですよね。
大混乱しているなかスタッフさん、お手数をおかけしました。
ケンヤちゃんがホワイトデー用にかったお土産ですが、結局ケンヤちゃんはその後一週間自宅待機で会社に行かなかったから配れなかったような・・・


3時30分頃、お宿に来ましたが、宿でも混乱中。

那須町では震度6弱あり、建物や部屋にも破損が起きて宿泊できる状態かどうかを確認中とのこと。
ロビーに集められているお客さんみんな状況が分からず、不安そうでした。



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しばらく待たされた後、破損の起きていない部屋に通していただけました。



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倒れやすそうなものは、あらかじめ横にされています。

窓から外を見ると、建物の外で壁がはがれたりはしていましたが、大きな損壊は起きていなかったように見えます。



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部屋に入ってずっとテレビを見ていましたが、津波が起こりその被害の大きさに震撼し、言葉もなくただただ収束を願っていました。

わが家も、母の家も千葉県北西部に入ります。
みんなそうでしたでしょうがなかなか携帯もつながらなくて、ようやく実家の母と連絡がとれたときはホッとしました。



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余震が続き、こてこなも不安なのか、膝のうえ、横にぴったり寄り添って離れません。

都内でも当然被害は起こり、交通網がすべてストップしているニュースを見て、本当だったら出勤して大手町勤務のわたしも、厚木勤務のケンヤちゃんも確実に帰宅難民だったはず。
留守中のこてこなが心配でたまらなかったはずなのに、少なくともこてこなと今一緒にいられる幸運は感じていました。

突然だったけど旅行を決めたわたし、なにかシックスセンスが働いたのか。



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このときの宿のプランは、ワンコ連れ向け、部屋で食事を楽しめるプランでした。

こんな状況下だし、食事なんて出るのかな?
とも思ったのですが、、、



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施設のボイラーの破損?で、予定していたメニューとは違うもののようですが、この日にこんな夕飯をいただけたのは、まさにラッキーとしか言いようがないです。

あとで会社の同僚の話をきくと、相当苦労したようですからねー・・・。
エレベーターが使えなくて、帰宅難民のみんなは買いだしにも13階から階段を使って上り下りしたとか、店も品薄でとか。

温泉設備も使えず宿の方には謝られましたが、部屋のバスは使えたし、お風呂に入れるだけでも恩の字ですよ。



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ひと晩中余震は続いて、不安は消えませんが、なによりこてこなが寝てくれている姿に安心しました。



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3月12日朝、窓を開けると雪化粧。
寒い夜だったのですよね。



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のんきな写真ですが、朝ごはんです。
贅沢ですよね。
こんな状況でも仕事を続けるスタッフさん達に感謝しかありません。



忘れられない旅行

意外と書いていない旅行記があって焦っているところですが、もうひとつ、書いていない旅行がありました。

いつのことかは、後ほど書きますね。



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まずは那須のアウトレットにて。

『 閑散 』

という文字がよく似合う。



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12時35分。

この日は寒くて空には雲が広がっていて、気持ちのいい旅行スタートとはいきませんでした。



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13時5分。

寒いから室内で食べられるところ。

アウトレット内のデプトのカフェで腹ごしらえ。



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せっかく平日休んで旅に出たので、こてこなにも喜んでもらいましょ。

あれはふたつともこなの



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13時20分。

マテちゅう。



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これも13時20分。

このあとの食べ終わった写真も13時20分でした。
マテから完食まで1分かかってないのか(^^;



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13時43分。

人が少なすぎて寒々しい~。
そろそろ場所を移動しますかと、アウトレットを後にしました。



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同じく那須のチーズガーデンへ。

ケンヤちゃんが会社で渡すホワイトデー用兼お土産を調達がてらやって来ました。



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14時23分。

チーズガーデンの駐車場から何気なく撮った一枚。


この23分後。
14時46分にあの東日本大震災が起きました。

この旅行は、5年前の2011年3月11日だったのです。


つづきます。

2009年GW旅行 その3-お宿-

せっかくなので(?)、お宿での食事写真を載せておきましょう。



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お食事も美味しいのですよ。

また行きたいなあ。
今年の空室状況を見てみたけれど、GWも夏休みもいっぱい。
そりゃそうか。
今でも変わらぬ人気のお宿なのが嬉しいです。



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朝ごはん。
朝ごはんはまあ、なんか、普通ですね。



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チェックアウトしてから記念撮影。



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なんだか迷惑そうな顔してますね。



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この緑の敷地が全部ドッグランなのです。
ワンコにとっては楽園ですね~♪



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この写真があるところを見ると、ペニーレインでパンを買っていったんですね。

それだけです。
枚数稼ぎ、、、もとい、旅の思い出に載せておきます(^^;


2日目、これから仙台に向かいまーす!

2009年GW旅行 その2-プール遊び-

2009年GW旅行1日目、お宿満喫しているところです。



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前年にオリーブさんに泊まって、何が気に入ったかって、このプールでした。



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さあ、こなちゃん、レッツゴー!



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水の流れに身をまかせ・・・



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悲しい目で漂っていく・・・



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でも今回は期待したようなハプニングは起きず。

もとい、アクシデント無く済みました。


 ◆August 12, 2008 ’08夏/那須旅行2


↑↑ このときみたいな神エピソードは、そうそう起きないものですね。(期待してたんかい!)



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ちなみに、こてつのプール遊び。

前年はワンコ界のキタジマと呼べ!とばかりに飛び込んで泳ぎまくっていましたが、このときはハイバウンドボールで遊ぶのが楽しすぎたようで離さない。



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陸でも水の上でも関係ねー!



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こて兄ちゃんのハプニングを期待しているこなつをヨソに、このあとひょいっと自分で陸に上がってしまいましたとさ。



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そして再びランでボールを追いかけるこてつなのでした。


このときのプール遊びは不完全燃焼だったなあ。(飼い主が)



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ひどい飼い主を持って運命を呪うこなつ。

ごめん、ごめん。
こなちゃんは十分、波瀾万丈の生涯を見せてくれたよ。


お宿編、まだひっぱります。