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こなつの依り代

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このワンコは、kiyo家の長男くんからのプレゼントです。
昨年の夏にいただいたのに、今頃の紹介になってしまってごめんね。



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昨年8月、kiyo家のピンガちゃんが天に召されました。
こてこなとは幼なじみで、会うといつもお腹を出しながらスライディングしてきて甘えてきてくれたピンガ姐さん。
お空に帰る日に立ち会わせていただきました。

そのときに、これを長男くんからいただいたのです。

こなつを亡くしたわが家を思って作ってくれたそうです。
こてつが亡くなった時は、こなつがいてくれたけれど、こなつもいなくなったら寂しいでしょう、と。
だから、こなつを作ってくれたんですって。

それを聞いて、どわーっと涙が。

小学生でそのやさしさ、なんなのー。
どうしたらそんな人を思いやれる子に育つのー (ΩДΩ)

こんな子がいるんだから、まだまだこの先の日本も大丈夫だ、とまで思うおばちゃんなのでした。


ちょっと腰にくびれがあるよ、こなちゃんよかったね♥

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こなつバースディ☆

7月15日はこなつの誕生日。こなつがこの世に誕生した奇跡の日。
よくぞ生まれてくれました。
なぎさパパ、ママのハツちゃん、こなつを産んでくれて本当にありがとう。
出逢わせてくれてありがとう。


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去年13歳の誕生日を迎えた日のこなつ。

まさにアイドル!かわいいーーー!!!


去年は平日だったけど、勤め人のわたしもケンヤちゃんもしっかり休みをとって、こなつの誕生祝いをしたものでした。
リンパ腫になってから年々誕生日が豪華になっていって、去年はついに飛騨牛が登場したっけ。

そんなスペシャルな誕生日を3度も迎えられたこと、こなつと一緒にお祝いできたこと、こなつからのプレゼントだったんだろうなあ。



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こーんないいお顔も見せてくれたもの。



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去年はこて兄ちゃんもいなくて、ぜんぶひとりじめだったね。

真夏に苺を探すの大変なんだけど、スターのためなら東奔西走だってしちゃう。

好きなだけ食べてー♪



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とは言え、さすがにストップかかったけど。



そんな嬉しい楽しいことがいっぱいの誕生日。
こなつ、里帰りしてきたようです。

昔から仕事帰りに家の角を曲がると、こなつのゥワンッゥワンッというかんしゃく声がしていて、はいはい今すぐゴハンにするよーと焦るのですが、その声は亡くなった後も49日までは聞こえていた気がするのです。
それが49日を過ぎてからパッタリと聞こえなくなって、寂しいけど、ああ、こなちゃん生まれ変わりに入ったのかな。
スケジュール通りに行動するなんて、こなちゃんてば意外と律儀なタイプなのね、と感心していたのです。

そしたらば、その声が、バースデイウィークの今週からまた復活。
こなつが食べに帰ってきたー。
さすがだ、こなちゃん!

せっかくお空からこ帰ってきたのにガッカリしないように、誕生日はステーキとケーキと網目模様のついたメロンを用意しました。

お肉は厚さ2センチよ。
100g1980円よ。
どう?どう?



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きびしーっ!


でもね、喜んでくれたと思うんです。

だって、こなつがよくしていた行動をシュナがしたんです。

こなつは人の足の裏を舐めるのが好きで、それはそれは丁寧にやさしく舐めてくれたものでした。
やめなやめな、と言いつつ、その気持ちよさは極上エステ並みだったんですよね。

誕生日の夜、シュナが突然わたしの足の裏を舐め始めるじゃないですか。
今まで一度だってそんな事したことないのに。

だから、こなちゃんがシュナの体を使って、ごちそうのお礼をしてくれたんだと思うのです。
こなつー泣ける・・・



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ケーキもどうぞ♪

わ、わたしはいただかないよー。


これからも里帰りしてもらえるように、たっぷり美味しいごはん用意するからね。
こて兄ちゃんと帰っておいでー。

お空のお友達にもちゃんと持っていくんだよ。
(食べちゃいそうだなー)


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1年前のこなつ

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1年前の5月24日のこなつからこんにちは。


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この日撮った写真はまったくブログにアップしていなかったし、そんなのがいっぱい。


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こなつが亡くなって、カメラを持つ機会がぱたりと減りました。

こてこなのことなら、どんな瞬間でも残しておきたくて、1日でバシャバシャ撮ってしまってたのに。

この日も、ただ家のなかなのに、100枚くらい撮ってます。



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ワンコだけじゃなく、花を撮る意欲も無くなりましたねー・・・。
これは去年、うちで咲いたマチルダさん。
去年はこのころ満開だったんですね。
今年はもう散っちゃいました。

家に花を飾るのも、花を撮りに行っていたのも、こてこな+花を撮りたかったのでした。

雑貨も、インテリアも、すべてこてこなを撮る背景として選んでいました。
自分の服も、バッグも靴も、こてこなとお出かけするために買ってました。


主役のいない生活は、張り合いがないですね。

まだまだ、代わりになるものは見つかりそうにありません。


あ。
そんなこと言うと、シュナくんがいるじゃないと言われそうですが、やっぱりそこは被写体としての魅力というか・・・。



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撮ってていちばんワクワクするのは、やっぱりこなつだなあ、とあらためて感じているのでした。



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こなつはうちの子

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長年一緒にいると、だんだん呼び名も増えてくると思いますが、こなつの事は最近『ちゃーちゃん』と呼ぶことが多かったです。
全然こなつと関係ないし(^^;
いや、こなつが段々なまって(?)『ちゃー』になったんですが。

で、アフレコつけるとき、ちゃーちゃんからわたしの呼びかけは『akemiー!』と名前呼び捨てです。

決して、ママと呼んでくれてるとは思わなかったなあ。



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常々感じていたのですが、こてつはうちの子、ママっ子という意識があっても、こなつは<特別な子を預かっている>・・・そんな感覚を持っていました。

こなつが亡くなった日に、etsu*ちゃんが電話をくれたときに、そんな話をしていたら、聞いていたケンヤちゃんもそう思っていたと。

だから、こてこなママと言いつつも、こなつからは『ママ』や『パパ』じゃないんです。


その電話のときにetsu*ちゃんが言っていて、妙に納得したこなつの表現が「 欲望の代弁者 」でした。



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こなつって、すごくストレートに欲求を伝えてくるんです。

こてつだったら、「あ、今言ってもムリかな」と様子をうかがうところがあったけれど、こなつはそんなのお構いなしで、自分の欲望にすごく素直。
うらやましいくらいまっすぐ正直に生きてきました。

おかしいけれど、そんなこなつに憧れていました。

だって、自分のしたいように振舞っても、誰からも憎まれない、むしろ愛されちゃうんですもの。



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こなつには、わたし怒ったことないんです。

こなつの欲求に応えること、それが喜びでした。

こなつが笑顔で来てくれると、本当にスターに振りむいてもらえたような気がして胸が高鳴るんです。
ワクワクしたんです。



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多分、わたしが一番、スターこなつのファンでした。

だから、手放したくなかったんです。


でも。
こなつにとって、この地上で特別な存在でいられる時間が終わってしまった。

こなつが亡くなったとき、そう思いました。


こなつが亡くなった翌日、これから空に返すという日。
その朝も、シャワーを浴びながら、やっぱりそんなことを考えていたら・・・



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分かってないでしゅねーakemiは

ちゃーはakemiのこと、大好きだったんでしゅよ




そんなこなつの声が聞こえた気がしたんです。

聞こえた。
絶対こなつが言った。


永遠の片思い、そんな風に思っていたけれど、ちゃーちゃんも大好きって思ってくれていたんだ。

そう気がついたとき、涙がわっとあふれて止まりませんでした。



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いちばん欲しかった言葉をもらえたから、だから、今、自分でも驚くくらいに平気なのかもしれません。

ちゃーちゃんはうちの子。


今そばにいなくても、うちの子ですから。



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明日朝9時にお空へ

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明日、3月29日の朝9時にこなつはお空に旅立ちます。

こなつに持たせる写真は、家族写真と自慢の笑顔と、大好きなお友達との集合写真と、今年見れなかった桜の写真。
こなちゃん、ちゃんと「こなの家族」ってお空のお友達に紹介してね。
マネージャーと運転手でしゅ、じゃなくてさ。

こてこな地方は、雨の予報が晴れに変わってきました。
こなちん、雨だと歩かないから降らないといいなあ。

ダックス界一の鈍足のこなつのことなので、みなさんのところに挨拶にまわるのもとっても遅いと思いますが、オヤツを用意してあると、必ず立ち寄ると思います。
よかったらこなつの最後の晴れ舞台を見てやってください。


・・・でも。
手放したくないなあ。

やわらかなマシュマロボディ
さらさらヘアー
垂れた大きな目
ニコニコの笑顔
大きなお尻
わがままで、甘えっ子で、異常な食い意地で
どんなワンコとも仲良くできて
こなつを嫌うワンコもニャンコにも会ったことがなかった
誰をも幸せにするオーラ

こんな存在にはもう二度と会うことはできないんだろうなあ。
だいぶ引き止めちゃったけど、もうちょっとだけでも独占しておきたかったです。

最後の夜も、添い寝して過ごそう。


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